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人生の最終段階における医療(終末期医療、ターミナルケア)を考えるために

2026-03-01
オススメ重要
アセスメントをもとに『死すべき定め 死にゆく人に何ができるか』を考える
病気の経過の3パターン、『死すべき定め』の図、p18-20
『死すべき定め 死にゆく人に何ができるか』(アトゥール・ガワンデ)より。
豊かに死ぬために!
死をわすれるな! Memento mori!

・現代の科学技術の能力は人の一生を根本的に変えてしまった。人類史上、人はもっとも長く、よく生きるようになっている。しかし、科学の進歩は老化と死のプロセスを医学的経験に変え、医療の専門家によって管理されることがらにしてしまった。(「序」 p.vii)

・人の顔が見えないルーチン化された治療手順によって人生において大切なものすべてから引き離される。老化と死という経験を率直に検討することを躊躇することで、私たちは患者の苦痛を増し、患者がもっとも求めている基本的な癒しを与えないようにしている。(「序」p.x)

・老いと病にあっては、少なくとも二種類の勇気が必要である。一つ目は、死すべき定めという現実に向き合う勇気だ。--何を恐れ、何に望みを持つかについての真実を探し求める勇気である。・・・しかし、さらにもっと厳しいのは二つ目の勇気だ--得た真実に則って行動する勇気である。・・・恐れか望みか、どちらが自分にとってもっとも大事なのかを決めなければならないのだ。(「勇気」p232-233)

・人の死をコントロールできると示唆する見方に対して私は懐疑的である。今までは本当に死をコントロールした者はいない。
人の生の行方を究極的に決定するのは物理学と生物学、事故である。
しかし、私たちにまったく希望がないというわけではないことも忘れてはならない。勇気とは双方の現実に向き合う強さである。時が経つにつれて人生の幅は狭められていくが、それでも自ら行動し、自分のストーリーを紡ぎ出すスペースは残されている。このことを理解できれば、いくつかはっきりした結論を導き出せる--病者や老人の治療において私たちが犯すもっとも残酷な過ちとは、単なる安全や寿命以上に大切なことが人にはあることを無視してしまうことである。( 「勇気」p243-244)

参照:終末期医療とは、不治の状態をみる医療です。アドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning;ACP)。
https://ykzaitaku.com/pages/32?detail=1&b_id=141&r_id=112#block141


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